ドラグナー1
(D1単体)



 
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 まずは単体から。
 
 
 
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正面
 ドラグナー1(D1)の正面です。
 ひと目で大河原邦男さんのデザインだと判る外見にトリコロール。これが暗に何を示しているのかは……お判りですよね。

胸部
 鳩胸な胸部。
 こうして下からあおってみますと、再現性は、かなり高いと思います。
 価格が価格ですから、そうでないと困りますが(笑)。

背面
 背面です。
 二つのバーニアはボール・ジョイントになっており、任意の方向に向けられます。

腰部
 腰に注目。
 レーザーソードの柄は取り外しできます。またジョイントは回転しますので好みの角度にできます。
 写してから気づきましたが、抜刀するなら取り付けの方向が逆ですよね(とは言え、説明書の写真もこの方向)。

脚部
 ふくらはぎ。
 アサルトナイフが装備されています。
 劇中でのナイフの使用は記憶にないのです……(汗)。

レーザーソード
 レーザーソードとシールドを構えさせます。
 いよいよ、何かに似てきました。

長刀
 レーザーソードを長刀状にして構えさせます。
 たしか、アイキャッチでこんなポーズを取っていた記憶があるのです。背景が回転するスペース・コロニーで……違った?


 
『機動戦士ガンダムZZ』の後番組である『機甲戦記ドラグナー』は、監督が堂々と「最初のガンダムをパクる」と公言した作品でした(正確には一種のリメイク)。
 そのため主役機は、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの三機に倣い、それぞれの得意分野に特化した三体で、その中で主人公の乗るドラグナー1(D1)は、トリコロールにするという潔さ。
 ただ個人的には、D1の見た目と言い、女性の声で喋る人工知能搭載という設定と言い、『蒼き流星SPTレイズナー』のレイズナーに似ているな、という印象のほうが強かったです。ちなみにD1ではナイフが収まっているふくらはぎ部分に、レイズナーはミサイルがありましたよ(レイズナーも大河原デザイン)。
 
 総評は最後にするとしまして。単体の感想を。
 
 半完成状態での販売なので、外装パーツなどを組み付けていかなければなりません。とは言え、接着剤やニッパーが要るわけでもないので気楽なものです。
 が、一部の装甲(妖之佑の所有品では、特に右の二の腕の部分)がポロポロと外れやすいのが難点です。
 手のパーツは軟性素材で、武器類を握らせるときには親指を力ずくでひん曲げることになります。あまり回数が重なると、少し心配ですね。
 各関節は超合金魂のそれとは違いラチェット機構がありません。座りは悪くなりますが、その分、ポージングの自由度は増えたと思います。
 そして、台座との連結。固定は確実なのですが、これをやることで、支えと内腿が干渉して、脚を大開きにせざるをえなくなり、せっかくの可動範囲に制約が生じてしまうのは残念な点です。

 

 
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