仮面ライダーのマシン
(S.I.C.匠魂 版)



 
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 こちらは、バンダイ「S.I.C.匠魂」にラインナップされている、仮面ライダーのマシンたちです。

 
© 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
© 石森プロ・東映
 
 
サイクロン1サイクロン1
「S.I.C.匠魂 VOLUME 9」にラインナップされている、映画『仮面ライダー THE FIRST』に登場した1号ライダーの愛車、サイクロン1です(匠魂の品としては「サイクロン号」と表記)。
 旧作『仮面ライダー』のサイクロン号を大胆にリニューアルしたデザインですね。

サイクロン1サイクロン1
 タイヤはレーシングのごときスリック・タイヤになっています(手抜き……じゃないですよねぇ?)。

サイクロン1
 自立させるスタンド・パーツに工夫が見られます。
 まるで、ピットに置かれたレーサー・マシンですね。

サイクロン1サイクロン1
 六本マフラーという点も旧作から継承されています。
 この焼けたような塗装も魅力ですね。

サイクロン1
 インパネ部のアップ。
 燃料タンクの後方にあるのは空気抜き用の口でしょうか。ますますレース仕様ですね。

サイクロン1
 フロント部のアップ。
 ディスク・ブレーキは3ポットという豪華さ!

 
 
 
サイクロン2サイクロン2
 こちらも「S.I.C.匠魂 VOLUME 9」にラインナップされている、『仮面ライダー THE FIRST』2号ライダーが乗るサイクロン2です(匠魂には「新サイクロン号」と表記)。
 旧作『仮面ライダー』の新サイクロン同様、セミカウル仕様です。

サイクロン2サイクロン2
 映画本編に登場したサイクロン2は、サイクロン1とは別のマシンがベースとなっている(本来はハンドルの位置がもっと高い)のですが。商品化の際の“大人の都合”でしょうか。匠魂版はサイクロン1と同じ型をベースとしています。

サイクロン2
 サスやマフラーは同じですね。
 マフラーとホイールの塗装は1と2で変えてありますし、白いボディも1はベージュで2はホワイトです。

サイクロン2サイクロン2
 後ろ姿だと、違いがあまり判りません(苦笑)。

サイクロン2
 インパネとタンク部だけですと、マーキング以外には1と2で違いが無いですね(また苦笑)。

サイクロン2
 フロント部も色が違うだけで1と同じです(さらに苦笑)。

サイクロン2
 エンジン部のアップです。
 三本の排気管が集合しているところを見ますと、エクスポートが一気筒あたり三バルブということなのでしょうか。ベース・マシンが、そうなのかな?
 サイクロン1はフルカウルに隠れていますが、これと同様です。

 
 
 
サイクロンサイクロン
 こちらは、「S.I.C.匠魂 VOLUME 6」にラインナップされていたサイクロン号です。
 旧作『仮面ライダー』のサイクロンを匠魂として大胆にアレンジしたものです。

サイクロンサイクロン
 上にご紹介した VOLUME 9 の二種と違い、これはランプ部にクリア・パーツが使われていたり、前後左右にある立花レーシングクラブのエンブレム(ホームベース形の五角形のヤツ)がペイントではなく立体造形されているなど、作りが良いです。

サイクロン
 残念ながら、スタンドは負けてますね。こっちのは、ただの補助パーツですから。

サイクロンサイクロン
 タイヤには、やっぱり溝が欲しいですよね。仮面ライダーは別にサーキットを走るわけじゃないんですから。

サイクロン
 インパネ部のアップ。
 燃料タンクはレーシング仕様っぽいです。

サイクロン
 エンジン部のアップ。
 写真に撮り忘れましたが、エクゾースト・パイプを見ると、このバイクは直列六気筒というモンスター・マシンです。もしもこれを実物で作ろうとしたら、ベースにはホンダCBXかカワサキZ1300が必要ですね(笑)。

サイクロン
 フロント部のアップ。
 ひょっとして、ドラム・ブレーキなんでしょうか?(ひえぇ)

 
 
 
三台揃い
 例によって、三役揃い踏みであります。


 
 聞くところによりますと、匠魂 VOLUME 9 ではサイクロン2(新サイクロン)の数がサイクロン1(サイクロン)の半分と少ないアソートだそうです。道理で、妖之佑も1は簡単に手に入ったのに、2は見つからないわけです。けっきょく、某オークションにお世話になりましたよ(そこそこ高かったです)。
 サイクロン1と、実質レア扱いのサイクロン2とで半分以上のパーツが共用というのは、正直言って納得できません。映画本編に使われたものですら、違うマシンをベースにしたというのに……。加えて仕上げが雑な印象を受けるのですから、なおさらです。
 メーカーのこういった扱い・姿勢は残念な点です。
 
 比べると、VOLUME 6 のサイクロン(旧サイクロン)は出来の良さで勝っていると思います(ただし、こちらには「アーティストカラー」と称した銀一色仕様の品もあり、これを引くと外れイメージがメッチャ強い)。
 ちなみに、このサイクロンは、妖之佑のご友人である笑う満月さんからお譲りいただいたものです(礼)。
 
 なお、匠魂には他に『仮面ライダーBLACK』のバトルホッパーと『仮面ライダーアギト』のマシントルネーダーもラインナップされていますが、入手していないのと、そもそも興味がないので、ここには載せません。悪しからず。
 
 
 
 
 撮影:EPSON「CP-800
 加工:「Dibas32

 
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